バタリアン(1985)徹底考察|笑えるゾンビ映画が、なぜこんなに絶望的なのか
ゾンビはゆっくり歩き、人間を襲い、頭を破壊されれば動かなくなる。 ジョージ・A・ロメロが築き上げたゾンビ映画には、そんなお約束があった。 ところが1985年、その常識をことごとく破壊する映画が登場する。 『バタリアン』(原題:The Return of the Living Dead)だ。 登場するゾンビは走る。しゃべる。考える。人間をだまして襲う。そして何より恐ろしいのは、頭を破壊しても簡単には死なないことだった。 しかも、この映画のゾンビたちは人間の脳を異常なほど欲しがる。 不気味なタールマン、上半身だけに...