2025年8月– date –
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【深層ルポ】職員300人給料未払いと理事長のスーパーカー収集—北海道・江別谷藤病院で問われる「税金の私物化」とメディアの沈黙
北海道札幌市のベッドタウンとして発展してきた江別市。人口約12万人が暮らすこの街で、地域医療の重要な砦とされてきた「江別谷藤病院」が、今、深刻な事態に揺れている。約300人に及ぶ職員が2ヶ月以上もの間、給与を受け取れないという異常事態。二次救急や夜間診療を担い、市民の命を守る最前線であるはずの場所で、そこで働く人々の生活が根底から脅かされているのだ。 しかし、この問題は単なる「経営難」の一言で片付けられるものではない。職員たちが生活費の工面に喘ぐ一方で、病院のトップである谷藤方俊... -
伊東市政の信頼はなぜ崩壊したのか 田久保市長の学歴詐称と沈黙が招いた5つの深刻な結末
伊東市。その名は、豊かな温泉の湯けむり、相模灘が育む新鮮な海の幸、そして穏やかな時間が流れる美しい街並みを連想させました。誰もが心安らぐ日本の原風景がそこにはあったはずです。しかし今、この街の名は全く異なる文脈で全国に知れ渡っています。 学歴詐称、虚偽説明、そして説明責任の放棄。 田久保眞紀市長をめぐる一連の疑惑は、伊東市が長年築き上げてきた信頼という基盤を根底から揺るがしています。これは単に一人の政治家の資質の問題ではありません。地方自治の根幹を問い、市民の誇りを深く傷つ... -
沈黙こそ最高のおもてなし? 伊東市「田久保市長に会いに行こう」チラ見せツアー構想
伊東市といえば、温泉・海の幸・自然の美しさですが、いま全国的に注目を集めているのは、少し意外な“新名物”。それが、沈黙を貫く田久保市長です。 記者の問いかけにも答えない。会見では質問をシャットアウト。委嘱状は手渡しせず机に置かれる。その姿勢は、市民からすれば大問題ですが、逆の発想で見れば「沈黙こそ最高のおもてなし」として観光資源化できるのでは?というユニークなアイデアさえ浮かんできます。 本記事では、そんな皮肉を込めつつ「田久保市長に会いに行こうツアー」を観光パンフレット風に... -
これで蚊に刺されなくなるかも?「恋の歌」を聴けなくする次世代の蚊対策技術がすごい!
毎年やってくる、うっとうしい蚊の季節。「プーン」というあの音を聞くだけで、イライラしてしまいますよね。特に、デング熱やジカ熱といった感染症を媒介する蚊は、私たちの健康にとって大きな脅威です。 小さなお子さんやペットがいるご家庭では、「殺虫剤は使いたいけど、体に影響はないかな…」と心配になることも多いのではないでしょうか。 そんな中、名古屋大学の研究チームが、殺虫剤を使わずに蚊の繁殖を防ぐという、画期的な感染症予防技術を開発しました。その鍵を握るのが、「オクトパミン」という物質... -
なぜ給料は上がっても生活は苦しい?実質賃金1.3%減の正体を解説【2025年】
「給料は少し上がったはずなのに、なぜか生活は楽にならない…」。多くの人が、そんな実感を持っているのではないでしょうか。2025年6月、日本の実質賃金は前年に比べて1.3%減少し、6カ月連続のマイナスとなりました。一方で、物価の上昇率は3.8%を記録し、私たちの家計を圧迫し続けています。 この記事では、なぜ「名目賃金」が上がっても「実質賃金」が下がり、私たちの実質購買力が低下しているのか、その構造的な理由を分かりやすく解き明かします。さらに、政府や日本銀行の政策が私たちの生活にどう影響す... -
徹底比較!映画『ゾンビ』3つの違いとは?ノーカット/米国/ロメロ版、結局どれを観るべき?
「ゾンビ映画の金字塔」と名高いジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(1978年)。実はこの映画、大きく分けて3つのバージョンが存在することをご存知でしたか?「ノーカット版」「アメリカ公開版」「ジョージ・A・ロメロ版」…それぞれ上映時間も、編集も、そして観る者に与える”恐怖”の質さえも全く異なるのです。 「結局どれを観ればいいの?」「何がどう違うの?」そんな長年のゾンビ映画ファンの疑問に終止符を打つべく、この記事では3つのバージョンを徹底的に比較・解説します。単なる違いの紹介だけでなく...
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