ポセイドン2006考察。興収14億円の真実とVFX史を変えた波のシミュレーション
2006年版ポセイドンは、製作費1億6000万ドルという巨額の予算を投じ、当時のCG技術では不可能と言われた水の物理シミュレーションを実用レベルにまで引き上げた野心作です。公開当時は映像はすごいが脚本が弱いという評価に終始しましたが、その本質は9.11以降の切迫した空気を反映した体感型パニックへの特化にあります。日本国内で14億円という大ヒットを記録した背景には、旧作ファンだけではない、新しい映画体験を求める観客の熱狂がありました。 日本で興収14億を記録したヒットの背景 本作を語る上で、まず...