死霊のはらわたIIはなぜ「怖いのに笑える」のか?制約が生んだホラーコメディの原点
山小屋の一夜を、なぜ今も語ってしまうのか。『死霊のはらわたII』(1987)は、当時の興行成績だけを見れば中規模以下のヒットに過ぎなかった一本だ。しかし中世編を撮る予算がない、前作の映像も使えない、MPAAの審査すら通せない——そんな制約の連続が、結果的に「怖いのに笑える」という独自のスタイルを生み出した。制作の裏側を掘り下げながら、この映画がなぜ40年近く経った今も参照され続けているのかを見ていく。 あらすじ 恋人リンダとドライブ中に古い山小屋へ迷い込んだアッシュは、そこで見つけた「死者...